槍の墓場 と 光の種

詩・小説・日々思う事・ジャンプ感想などを投稿します。

【詩】「鉄の泉」 2016年1月1日作成

胸に浮かぶ殺意 永遠に絶える事無く誰彼構わず燃やせ 全ての存在をこの世から消し去るために 皆殺しの刃 雨の如く降り注ぎ 海を空を大地を赤く染めるだろう荒廃した世界の中 嘲笑の波 渦を巻き襲い来るそれでもきっとまだ この身を支配する憎しみは消えやし…

【詩】「超★エキサイティングなドリンクでトばせ!」 2015年12月20日作成

煮えたぎるマグマ 凍れ 凍れ粗悪な太陽 輝く空 落ちる鉄屑 時よ止まれ窓一面に張り付くは牡蠣のエキス 蠅が 蠅が 蠅が 飛び回り燃えて虫が 虫が 虫が 蠢き騒ぐ床には勿論、豚の臓物全て腐りかけで申し訳なく懺悔 どうせ飛べやしない光 身に着けたまま落ちて…

【詩】「そうだポップで楽し気な歌を歌おう」 2015年12月07日作成

何を言っても伝わらない わかってるさ そんなこと言葉だけじゃなく なにもかも結局、全ては痛みから 目 そらすための 何かに過ぎない 戯言 それ以下の妄言 砂糖 ぶちまけ 飾りつけアクセントにスパイス プリーズそれでアイツ 喜ばせる そうではない様な アレ…

【詩】ミノタウロスの餌

目覚めたときには無限回廊 どこを目指すも袋小路助けを求めて手を伸ばすも ここには誰も来ちゃくれないここは出口の無い永遠の闇 産まれ落ちたその事が罪逃れられないその名は人生 唾を吐き今日も自嘲の渦の中 鏡の中に浮かぶ涙 人波の中でたった一人泣き喚…

【詩】「ルサンチマンs」 2015年10月23日作成

世界の崩壊を告げる鐘が鳴り 今この瞬間から 我等が下剋上が幕を開けるさぁ、クズどもよ 綺麗で美しい世界に糞を塗り その残骸上で射精せよ吐瀉物を貪り臓物を吐き出すのさ 奴らの顔が歪むまで望まぬ着床と堕胎を繰り返すのさ 奴らの心が砕けるまでさぁ さぁ…

【詩】「浮き草」 2015年8月31日作成

炸裂音が街に響き 全てのモノが灰燼と化す僕の姿はどこにも見えず 高笑いだけが響いている捨て去りきれない感情が 眩く空を駆け巡る手を伸ばすとも得るものは無く 駆け出してみても微睡の中逃げ出す事も出来ぬまま 消え去る事を夢見ているそんな無邪気な溜息…

【詩】「ヘドロ的なそれ」 2014年11月9日作成

満たされない気持ちを持て余して午前二時 池袋辺りの雑居ビル 愚かな男女が交わり合う 仮初だとわかっていても それでも何かで胸の隙間を埋めたくて 空虚な温度を互いに感じ 仮面を厚くしていくのだろう 今はもうない横浜の街 人身すら消え果てて 脱色された…

「せかいの片隅のヒビ」 2009年04月04日

絞首台で奴が叫ぶ 見下ろすあなたは唾を吐く 甘いお菓子を献上しよう 奴の叫びが届かぬように 空に輝くあの人は 甘いお菓子が大好きだから 奴の体に釘を刺そう 叫び声すらあげれぬように 奴の体の赤い血が あなたの体を汚さぬうちに 空から星が落ちてきた な…

「あたたかな夜」 2008年09月28日作成

月下美人の花が咲く頃 月明りと共に駆動 名を呼ぶ者はいないハイウェイ 風さえ切り裂く 鎖引き千切る 我は何者? 迷う心 闇に溶かす 躁…闇に溶かす 我は何者? はやる心 空に浮かす 零…空に浮かす 者皆静まる時の狭間 暗い海の中に浮揚 紫煙のみただ瞳に映る…

「かすれた声」 2008年04月14日作成

綺麗であれと私に言うから 私は顔を隠しました 素直であれと私に言うから 私は嘘をつき続けました 喜ばせろと私に言うから 私は私を殺しました 私の顔は誰にも見えず 私の言葉は誰にも聞かれず 私は誰にも感じられない だから私は 私を探す 独りきりで私を探…

「ゲキジョウ」 2008年04月14日作成

突き刺すテメェが今の世界? ぶちかましてインフォメーション黄金の街 産み出すテメェら 膿んだ脳髄 染められ貴様ら それこそ全て…? 泣きわめきの先の先 歪んだそれは涙かエゴか? 奥の奥まで形を整え 心でさえも作り物? 濁った上澄み 迷宮の中で囁く欲の…

「糞人間」 2008年01月29日作成

えらそに語る糞ジジイ 微塵も動かぬ糞ババァ Power執着ヘドロまみれ糞スピリット 弱者貶め排斥 強者称え取り入り 嘔吐催す 嘔吐催す 嘔吐催す 下衆野郎 生かしちゃおけねぇ 糞スピリット 生かしちゃおけねぇ 下衆野郎 地獄の果てまで追い詰め殺す 指先潰して…

「恋愛劇場」 2008年01月29日作成

「スキダ」なんて恥ずかしげもなく口にするのはそれが望みかなえるための手段だから 何を望んでいるのか自覚すらしていないのかもしれないあなたの策略 あなたは決して素直じゃないから あなたは決して良い人なんかじゃないから だけど願いを口に出来るほど…

「咆哮」 2008年01月29日作成

力無き者の嘆きは何物も動かす事無く、まるでそれが存在した事ですら偽りであったかのように消滅していく 全てが共に消えて行く そこには哀愁すら漂わず そこにあったハズノ怒りも、悲しみも、そして温もりさえも何も残らず ならば、なにを 何を為せば、何を…

「アナタニササゲル愛ノウタ」 2007年08月26日作成

あなたはあなたが思っている以上に価値の無い存在なんだ あなたはもしあなたが死んだ時には誰かが泣いてくれるとでも思っているのだろう 口では否定するかもしれないが、実際は心のどこかでそう思っている でも、本当はそうじゃないよ あなたが死んだってこ…

「マッド?」 2007年08月26日作成

試験管ベイビーを作ろう 今すぐに 材料はなんでもいいさ みすぼらしい女の卵子を抜き取り 薄汚れた男の精液をぶちまけろ そうすりゃ勝手に出来上がる 代理母なんて下らない 入れ物なんてガラスで十分 適度に栄養を振りまいて 気持ちわるく進化するそれを見守…

「海月(クラゲ)」 2007年08月26日作成

雑誌に群がる無色透明の海月たち 二時間後にはみんな染まってる 黄色い雑誌に黄色い海月 青色雑誌に青色海月 そして集まる海月集会 思い思いに褒めあう街角集会 「いい色だね」 「いい色だね」 「いい色だね」 「いい色だね」 街角見下ろす摩天楼 海月大量 …

「病院」 2007年08月25日作成

消毒液の香りがする部屋で 今まさに彼は絶命した 体中の骨と言う骨は砕け 体中の液と言う液は抜け 体中を刺し貫く痛みの中で 今まさに彼は絶命した その瞳にはもう何も映らず その暖かさは急速に失われ そこにあるものから、彼が消えていった 今まで彼が身に…

「とうもろこしを考える」 2007年08月25日作成

映画館で食べる塩を降られたポップコーン それもとうもろこし 海の家で食べる醤油を塗られた焼きもろこし それもとうもろこし 学食で食べるサラダを彩るスイートコーン それもとうもろこし 人の手が入らなければ生きていけない 改造 改造 どこまでも改造され…

「庭」 2007年08月25日作成

枯れ果てた庭がありました でも、ほらよくみてごらんなさい …ね?

「あなたの感じている苦しみの原因、そしてそれに関係するあなたと世界の関係性について」 2007年08月24日作成

あなたがずっと何もせずに眠っているのは、あなたが現状に満足しているからだ。 にも関わらずあなたが圧迫感や焦燥感を感じているのは、あなた自身が成長を望んでいるからだ。 ところが、あなたときたらどうだろう。 する事と言えば、眠り、食べ、また眠り。…

「美少女メイド・××藍」 2007年05月24日作成

美少女メイド・××藍 中学2年14歳 家庭の事情で奉公先へ 薄給激務 早朝起床 冷たい水で顔を洗う 薄汚れご主人中年ハゲ セクハラ三昧 全裸で起床 鞄の中身はバイブ・ローター・ムチ・ナイフ 真っ昼間から始まる情事 新調されたヒラヒラフリル引きちぎられてビリビリフリル…

「クリエイターゾンビ」 2007年05月09日作成

クリエイター殺され 体朽ち果てすべて溶けた クリエイター消され 体朽ち果てすべて溶けた 燃やせ 燃やせ 燃やせ 絡みつくヘドロ燃やせ 保身が元凶 ならば命捨てろ 糞どもの叫びの上に更に屍を積みそこで笑え 無能共の夢を吸い取り糧としろ クリエイター動け …

「ライフル is ビューって振る」 2006年12月20日作成

ハラワタ撃ち抜きミミ引き千切る 両足凍らし腕吹き飛ばせ 酔いどれゲロ吐きパンチドランカー 読経ポリス麺食って歩道 価値なき文明 赤い月 紡ぐ言の葉ロクデナシの夢 超深刻な睡眠不足 絶対不可避眼精疲労 【(The Return of) 01MESSENGER】 数字の羅列情感た…